国境なき医師団は26日、パレスチナ自治区ガザの中心都市ガザ市での医療活動を一時的に中断すると発表しました。

国境なき医師団によると、ガザ市ではイスラエル軍の空爆が続いているほか、医療施設から1キロに満たない距離にまで戦車が進軍しているということです。

イスラエル軍の攻撃が激化し、スタッフと患者の命が「容認できないレベル」で危険にさらされていることからガザ市での医療活動の中断を決めました。

国境なき医師団は先週1週間で市内では3640件以上の診察を行い、1655人の栄養失調患者のほか重傷者などを治療しましたが、現在も数十万人が取り残されていて、重症患者や乳児などの脆弱な人々の命が危険にさらされているとしています。

国境なき医師団はイスラエルに対し、即時の停戦と人道支援団体の安全なアクセスの確保を求めています。

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