5日に顔ぶれが発表されたばかりの、フランスのルコルニュ内閣が日本時間の6日午後総辞職しました。
組閣からわずか14時間でした。
フランス大統領府によると6日、ルコルニュ首相が辞表を提出しマクロン大統領がこれを受理したということです。
ルコルニュ首相は先月9日に就任したものの、内閣の陣容が決まらず5日に組閣をしたばかりでした。
地元メディアによると、ルコルニュ首相は就任直後から与野党幹部と調整を続けていましたが、5日に発表された閣僚リストに事前説明のない人物の名前があったことや割り当てられたポストの数に関し不満が噴出したということです。
これを受けて、一部与党が所属する閣僚全員の辞職を示唆したことで、組閣から14時間足らずでの総辞職となりました。
ルコルニュ氏は先ほど記者会見し「すべての政党は、自分たちが議会で絶対多数を持っているかのように振る舞っている。私は妥協をする用意があったにもかかわらず、どの政党も自分たちの政策をすべて受け入れるよう求めてきた」「今朝の時点で、私が首相としての職務を果たし、政府が明日議会に臨むための条件は、もはや整っていなかった」と強い不満を示しました。
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