パレスチナ自治区ガザでの戦闘終結に向けた和平案を巡り、イスラエル政府は閣議を開き、人質の解放やイスラエル軍の撤退などを含む「第1段階」の合意について承認する見通しです。

地元メディアによると、イスラエル政府は9日から開いている閣議でガザ地区の和平案を協議していて、第1段階の合意を承認する見通しです。

閣議で承認されれば24時間以内に第1段階の停戦が発効し、イスラエル軍が指定された地域まで撤退するとともに72時間以内に人質の解放が始まるということです。

一方、イスラム組織ハマス幹部のハイヤ氏は9日に演説し、イスラエルと停戦の第1段階に合意したとした上で、「イスラエルが戦闘を再開しないという保証をアメリカから受け取った」と話しました。

こうした中、パレスチナメディアによるとイスラエル軍は9日もガザ市を空爆し、4人が死亡、40人が行方不明となっています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。