2025年のノーベル平和賞が発表され、ベネズエラのマリア・コリナ・マチャド氏の受賞が決まりました。

ベネズエラ元国民議会議員のマチャド氏は、党首のエドムンド・ゴンサレス氏と共に野党指導者として活動しています。

2024年7月に行われた大統領選挙では、マチャド氏は独裁色を強める現職大統領のマドゥロ氏の対立候補として出馬が予想されていましたが、政権側から政治的弾圧を受け、公職追放処分を受けるなど事実上、出馬を阻止されました。

これをきっかけにマチャド氏のもとに主要野党が結集し、政権交代への期待が高まる大きなうねりに発展しました。

選挙結果はマドゥロ氏と野党側の候補者双方が、当選を主張するなど泥沼化し現在に至っています。

マチャド氏は、今もSNSなどでマドゥロ政権に対して公正な選挙や民主化を求めて発信し続けています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。