日本と韓国の文化交流イベント「日韓交流おまつり」が12日、ソウルで開かれた。両国の市民や団体による様々な公演や体験イベントがあり、約6万7千人の来場者でにぎわった。

 おまつりは2005年、日韓国交正常化40年の記念事業としてソウルで始まり、09年からは東京でも開かれている。国交正常化60年の節目の今回、ステージ上では日韓の箏(こと)と伽倻琴(カヤグム)奏者が演奏する隣で書道家が「友情」と書き上げるパフォーマンスがあり、会場を盛り上げた。ほかにも日韓双方から伝統舞踊やJポップ、Kポップ、コスプレが披露された。

 ステージ周辺には茶道や華道、伝統衣装の韓服や浴衣を体験できたり、すしやチキン、伝統茶を味わえたりするブースも設けられた。会場で交流しながら記念撮影する日韓の市民の姿もあった。

 日本人の母と韓国人の父とソウル近郊に暮らす中学2年のキム・リオさん(13)は和服を体験し「七五三の時以来で、とても気持ちがいい。日本食を楽しみたい」と話していた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。