パレスチナ自治区ガザで停戦が始まったことで、イスラエルの最大都市テルアビブでは11日、人質解放を祝う大規模な集会が開かれました。

イスラエル・テルアビブから、FNNイスタンブール支局・加藤崇記者が中継でお伝えします。

広場は2年前から人質の解放を願う場所となっており、「2年前からあなたが解放されるのを待っていた」などと書かれた、解放を待ちわびるメッセージカードで埋め尽くされています。

テルアビブの市民は和平交渉を主導したトランプ大統領への思いが強く、「トランプ大統領にノーベル賞を」と書かれた横断幕や感謝の気持ちが書かれたボードを掲げている人がいました。

テルアビブ市民からは「素晴らしい。トランプ氏が取引をして人質を連れ戻してくれる。彼に感謝を伝えないと。ありがとう、トランプ」「事態が動くまでハマスも政府も信用しない。全てがうまくいくことを願っている」といった声が聞かれました。

11日夜の大規模集会には数万人の市民が集まり、13日にも始まるとされる人質の解放への期待が高まっています。

隣の国エジプトでは、13日、トランプ大統領を含む20カ国以上の首脳が参加する国際会議が開かれる予定で、和平計画や今後のガザの統治計画について協議するとみられます。

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