芸術・文化の分野で優れた功績をあげた人たちに贈られる、第36回高松宮殿下記念世界文化賞。
音楽部門で受賞するアンドラーシュ・シフさん(71)の横顔を紹介します。
ハンガリー出身のピアニスト、アンドラーシュ・シフさん。
バッハ、モーツアルト、ベートーベンなどの作品に深い造詣を持ち、その技術は現代における最高峰と称されています。
シフさんは5歳でピアノに出会い、数々のコンクールで頭角を現しました。
1999年には自身の室内オーケストラを設立し、ピアノを弾きながら指揮をする「弾き振り」で活躍の場を広げました。
シフさんの音楽への情熱は、次の世代の育成にも注がれています。
アンドラーシュ・シフさん:
命をかけるほどの思いで音楽を愛せなければ、別の職業を選んだほうがいい。与えたい、分かち合いたい。それが原動力です。音楽の素晴らしさを多くの人と分かち合いたい。
シフさんの音楽は、今も世界中の観客を魅了し続けています。
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