34年ぶりとなる大相撲のロンドン公演がついに開幕。
公演のアンバサダーを務めるのは、世界的人気キャラクター「ハローキティ」です。

154年の歴史を持つロイヤル・アルバート・ホール前に響き渡る寄せ太鼓の音色。
荘厳な劇場内に作られた土俵の上で、両横綱をはじめとする日本の力士“スモウレスラー”たちが力強い取組を見せました。

横綱・豊昇龍の初日の相手は伯桜鵬。

英語の実況:
胸と胸を合わせた、豊昇龍。ストロンググリップ!伯桜鵬が飛び込むも、横綱の前ではなすすべもない。

上手投げで横綱・豊昇龍が勝利。

豊昇龍は「たくさんの声聞こえて本当に応援してくれているので、土俵入りのよいしょって声を合わせてくれると本当に思わなかったので、ちゃんと合わせてくれてうれしかったですね」と話しました。

そしてもう1人の横綱・大の里は宇良を豪快に上手投げ。
会場からは大きな拍手が沸き起こりました。

実況席も「大の里が勝った。横綱Win!上手投げ」と興奮気味です。

初日を白星で飾った手応えについて、横綱・大の里は「塩まいた時だったり、土俵入りで四股踏んだ時とか、すごい歓声をたくさんいただけてうれしいです。まだあと4日ありますし、しっかり盛り上げられたらなと思う」と語りました。

ロンドン公演に先立って行われたのは、公演アンバサダーの記者会見。
そこに登場したのはハローキティと横綱・豊昇龍です。

実はロンドン郊外生まれのキティちゃん。
横綱に特製のだるまをプレゼントしました。

横綱はキティちゃんをつんつんして、にっこり。
すると今度はキティちゃんが、つんつん返し。

そしてキティちゃんからエールを送られた横綱は「がんばれって?がんばる、ありがとうね」と応じました。

公演前にテムズ川沿いを散策した際にも、両横綱の隣にはキティちゃんの姿がありました。

ロンドン公演は19日まで行われその間、キティちゃんは病院や慈善団体などを訪れ子供たちに笑顔を届けます。

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