
18日、ガザとの境界に近いイスラエル領内に配備されたイスラエル軍の戦車(ゲッティ=共同)
【エルサレム共同】イスラエル軍報道官は20日、パレスチナ自治区ガザの中心都市、北部ガザ市制圧計画の予備作戦を開始したと発表した。ガザ市郊外は既に掌握したとしている。ネタニヤフ首相は同日、ガザ市制圧までの期間を短縮するよう指示したと明らかにした。ガザ停戦交渉でイスラム組織ハマスに圧力をかける狙いとみられる。 ガザ市制圧計画は10月上旬を期限に住民を退避させた上で、地上侵攻をさらに強化する内容とされ、完全占領には4~5カ月かかるとの見方がある。ガザ市では推定約100万人が避難生活を送っているとされ、軍事作戦が進めば人道危機が一層悪化するのは必至だ。 イスラエル軍は20日、制圧計画の実施に向け約6万人の予備役に招集命令を出したと発表。イスラエルメディアによると計画では約13万人の予備役を動員するとされ、既に7万人が招集された。 イスラエルメディアによるとネタニヤフ氏の腹心、デルメル戦略問題相はパリで仲介国カタールの高官と会談し、戦闘終結には全人質解放やハマスの武装解除が必要だとする従来の主張を伝えた。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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