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スペインで開催されるトランポリンの世界大会に宮崎市の中学生 後藤蒼之郎選手が出場します。
初めて挑む大舞台を前に技に磨きをかけています。
宮崎市のトランポリンクラブチーム、「トランポリンみやざき」。
小学4年から高校3年生まで選手9人がトレーニングに励んでいます。
この中でひと際力強い跳躍を見せるのが、大宮中学校3年の後藤蒼之郎選手です。
(後藤蒼之郎選手)
「うまく技ができたときや新技が成功したときのうれしさがトランポリンの魅力」
後藤選手は、5月に開催された全日本年齢別選手権13歳・14歳の部で4位に入ると、6月の日本代表最終選考会で基準点をクリア。
世界大会出場を決めました。
(後藤蒼之郎選手)
「(世界大会は)初めての経験なので次に生かせるような経験がしたい」
トランポリンは、演技の美しさや技の難易度などを競う採点競技。
技には3つの基本的な型があり、抱え型。抱え型屈伸型。屈伸型そして伸身型。
伸身型競技ではこれに回転やひねりを加え、10回連続で跳躍、すべて異なる技を繰り出します。
(後藤蒼之郎選手)
「焦ってしまうと失敗するので1本1本にだけ集中して1本が終わったら次の技を考えるぐらいの気持ちで跳んでいる」
後藤選手の武器は跳躍力。
その高さは6メートルにも達し、同世代ではトップクラスです。
(後藤祐基監督)
「いろいろ練習してみたらいいんじゃない〜器用になろうや」
監督として指導するのは父親の祐基さん。
親子2人三脚で夢を叶えました。
(後藤祐基監督)
「2人でずっと夢は日本代表になることと言いながら過ごしてきてやっとかなったのでうれしかった」
「(大会に向けて)10本とも跳躍の高さを落とさずキープする努力をしている」
「(大会では)次につなげるために10本の演技を通して自分の今いる位置を知ってほしい」
「頑張ってほしいと思います」
1回の演技時間はわずか30秒、高い集中力と一瞬の判断力が求められます。
(後藤蒼之郎選手)
「世界大会では安定した蒼之郎を見せつけたいので綺麗さを重視した演技をしたい」「世界大会頑張るぞ!」
後藤選手が出場する世界年齢別トランポリン競技大会は11月10日からスペインで開催されます。
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