【香港=共同】中国広東省深圳市の中級人民法院(地裁)は4日、ミャンマーを拠点に特殊詐欺や殺人、賭博などの違法行為を繰り返したとして、犯罪組織「白家」の幹部、白所成被告ら5人に死刑判決を言い渡した。

同法院の発表や中国メディアによると、白家は名字が「白」の一族が率い、雲南省に隣接するミャンマー北東部シャン州コーカン地区を拠点に2015年以降、勢力を拡大させた。

特殊詐欺や賭博、売春、誘拐など違法行為で約290億元(約6250億円)超の利益を得た。覚醒剤11トンを製造し、中国人6人を殺害した。

拠点では、中国人をだまして中国から出国させ、詐欺や賭博などの犯罪行為を行わせた。

【関連記事】

  • ・シンガポール、特殊詐欺にむち打ち刑 被害深刻化で最大24回
  • ・カンボジアで特殊詐欺、韓国警察が59人の逮捕状 1000人関与か
  • ・ミャンマー詐欺拠点、タイ側に1000人超逃亡 当局が拘束

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。