【キーウ共同】ウクライナ国営原子力企業を巡る巨額汚職事件で、不法に利益を得た疑いがあるチェルニショフ元副首相兼国民統合相は17日「犯罪に関与していない」と容疑を否認した。キーウの裁判所での審理に先立ち、記者団に述べた。事件の中心人物で、ゼレンスキー大統領の元ビジネスパートナー、ミンディッチ氏については「よく知らない」と述べた。  国家汚職対策局(NABU)は国営エネルゴアトムが発注した施設の防護工事などの契約を巡り、2~5月にチェルニショフ氏がミンディッチ氏側から約122万ドル(約1億9千万円)と約3万ユーロ(約540万円)を受け取ったとみている。  検察側は50回以上の海外渡航歴があるチェルニショフ氏には国外逃亡の恐れがあり、金銭授受の痕跡を隠す目的で携帯電話のデータを削除した疑いもあるとして身柄拘束が必要と主張している。  NABUは今月10日、ミンディッチ氏や前エネルギー相のハルシチェンコ司法相の関係先など70カ所以上を一斉捜索。元エネルギー相顧問ら5人を拘束したが、ミンディッチ氏は国外逃亡した。

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