中国国営通信新華社がX(旧ツイッター)に投稿した、軍服姿の高市首相とみられる風刺画=20日、北京(共同)

 【北京共同】中国主要紙は20日、台湾有事に関し武力行使を伴えば存立危機事態になり得るとした高市早苗首相の国会答弁への批判を続けた。高市氏のこれまでの靖国神社参拝や第2次大戦の歴史観を絡め個人攻撃を激化。一方、国営メディアは「日本社会には平和を望む理性的な声がある」とも指摘。高市氏と「右翼勢力」に批判の的を絞り世論戦を展開する。  中国外務省は答弁を撤回しなければ「断固とした対抗措置を取らざるを得ない」と警告。圧力を強めている。  国営通信新華社は19日、高市氏の名前をもじって「高市『毒苗』はどのように育ったのか」と題する記事をサイト上に掲載。高市氏が何度も靖国神社に参拝したことに触れ「日本の侵略戦争の歴史を軽視し、美化している」と主張した。英語版X(旧ツイッター)には、軍服姿の高市氏とみられる人物が鏡に映っている風刺画を投稿した。  20日付の共産党機関紙、人民日報系の環球時報英語版は見開き1ページで高市氏の政治的歩みを特集した。

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