【ワシントン=共同】米連邦捜査局(FBI)は4日、2021年1月の議会襲撃事件前日にワシントンにある連邦議会議事堂近くの共和、民主両党の全国委員会本部近くにそれぞれパイプ爆弾を設置したとして、容疑者の男を逮捕した。米メディアが伝えた。FBIは議会襲撃事件との関連も含めて調べる。
米メディアによると、パイプ爆弾は21年1月5日夜に仕掛けられた。翌6日昼に見つかり、爆発物処理班が処理した。起爆装置とタイマーが付いていたが、爆発はせず、けが人はいなかった。
爆弾発見時、民主党全国委本部には副大統領就任を控えていたハリス氏がいて避難した。連邦議会議事堂では、20年大統領選の結果の認定手続きが進められており、敗北したトランプ大統領の支持者らが結果を覆そうとして襲撃していた。
FBIは監視カメラの映像などを基に容疑者の行方を追っていた。
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