ミャンマーで拘束中の民主化指導者・アウンサンスーチー氏の次男が都内で記者会見し、スーチー氏の早期釈放や不当な選挙の阻止を訴えました。
アウンサンスーチー氏(80)は、2021年のクーデターでミャンマー国軍に拘束され、汚職などの罪で27年の刑期を科されていますが、くわしい消息は明らかになっていません。
病気を抱えるスーチー氏の健康状態が懸念される中、次男のキム・エアリス氏は15日、都内で記者会見し、「母の自由を勝ち取るのは難しいが、少なくとも軟禁状態に戻し、必要な治療を受けさせたい」と訴えました。
また、12月末から行われる総選挙で、国軍が民主派を排除して行う構えを見せていることについては、「インチキで国民の苦しみが増幅する」と非難したうえで、「日本をはじめ世界各国は、この選挙を拒絶してほしい」と呼びかけました。
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