フランスの原子力空母「シャルル・ドゴール」(2015年撮影)=ロイター

【パリ=時事】フランスのマクロン大統領は21日、同国軍の新空母建造計画を実行に移すと表明した。2001年就役の原子力空母「シャルル・ドゴール」は38年に退役する予定で、その後継とする。外遊先のアラブ首長国連邦(UAE)で、駐留仏兵らを前に演説した。

マクロン氏は「新たな空母が(フランスの)国力、工業・技術力、自由に仕える力の実例になる」と訴えた。

新艦も原子力空母。AFP通信によると、全長はシャルル・ドゴールの約261メートルから同310メートルに、排水量は4万2000トンから約8万トンに大型化される。総事業費は約102億ユーロ(約1兆8800億円)の見込みだ。

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