このスポーツ大会は人型ロボットの開発を加速させようと北京市政府などが開いたもので、14日夜、北京市内の競技場で開かれた開会式では日本も含む16の国の企業や学生が開発したロボットが次々と入場しました。

そして北京の企業が開発した人型ロボットが選手宣誓を行い、「人類の志を受け継いで科学技術の力を発揮し、知恵をもって未来に向かい競います」と述べました。

このあと人型ロボットによる競技が披露され、このうちサッカーでは何度シュートしてもゴールに入らなかったり、ロボットどうしが衝突して倒れ、コートから引きずり出されたりと観客らの笑いを誘う場面もありました。

大会には500体を超えるロボットが参加するということで、15日から競技が本格的に行われ、陸上競技のほかダンスや武術など26の種目で勝敗を争うことになっています。

中国政府は人型ロボットの技術水準を2027年までに世界のトップクラスに引き上げることを目標に掲げるなど国を挙げて開発に力を入れています。

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