
【ニューヨーク=佐藤璃子】28日の米国債市場で、長期金利の指標になる10年債利回りは4.2%台後半に上昇(債券価格は下落)し、4営業日ぶりの高水準をつける場面があった。米連邦準備理事会(FRB)は28日開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、4会合ぶりに政策金利を据え置いた。
FOMCの声明文では「経済活動が着実なペースで拡大している」との見方を示した。雇用の伸びは鈍いとしつつも失業率については「安定の兆しを示している」と表現した。
パウエルFRB議長は記者会見で「現時点で入ってきているデータを見ると、現在の政策が著しく引き締め的であると判断するのは難しい状況だと我々は考えている」と述べた。
トランプ米大統領が金利の引き下げを求めて圧力をかけていることについては「特にコメントすることはない。国民には我々がこれまで通り業務を継続し、目標達成のためにひたすら業務に専念するということに自信を持ってほしい」と強調した。
米株式市場では、S&P500種株価指数が節目となる7000をわずかに下回る水準で推移している。外国為替市場では、ベッセント米財務長官が米CNBCのインタビューで「為替介入していない」と発言したことを受けて円相場が1ドル=154円台後前半まで下落する場面があった。
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