駐日ベネズエラ大使が都内で会見し、マドゥロ大統領夫妻の解放を求めたほか、トランプ政権が掌握を狙っている石油について「ベネズエラの国家主権そのものだ」としてベネズエラを尊重するよう主張しました。

ベネズエラのセイコウ・イシカワ大使は4日、アメリカがベネズエラに軍事介入してから1カ月が経過したのを受けて、都内で会見を行いました。

この中でイシカワ大使は、アメリカで拘束中のマドゥロ大統領夫妻について「現職の大統領が軍事行動によって誘拐されることはあってはならない」と厳しく批判し、2人の解放を求めました。

一方、石油をめぐるアメリカとの対話のチャンネルは「確実に強くなっている」と述べ、20億ドル相当のベネズエラ産の原油をアメリカに輸出することで合意したことについて評価する考えを示しました。

ただ「石油は交渉材料ではなくベネズエラの主権そのものだ」として、今後、石油資源の開発、利用に関する交渉は、常にベネズエラの主権を尊重する形で行われるべきと主張しました。

さらに石油開発はアメリカ一国に依存するのではなく、南米諸国や友好国のロシアや中国、さらには日本を含むアジアの国などが関与するマルチな枠組みで協調することが重要だと訴えました。

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