ウクライナ和平をめぐり、ロシアのラブロフ外相が、「アメリカが自らの提案に消極的だ」と不満を示しました。

ロシアのラブロフ外相は、9日までに公開されたロシアメディアのインタビューで、2025年8月にアメリカ・アラスカ州で行われた米ロ首脳会談について言及しました。

この中でラブロフ外相は、当時、ロシアはアメリカ側の和平案を受け入れたにもかかわらず、「アメリカは今、その提案を協議・実行する用意がないようだ」と述べ、立場を変えたとして不満を示しました。

提案の具体的な内容は公表されていませんが、ロシアが主張する「ウクライナ紛争の根本原因の除去」を幅広く取り入れたものだったとされています。

ラブロフ外相は、2月行われた米ロ、ウクライナの3か国による高官協議で、アメリカの姿勢が首脳会談時より後退したとの認識を示しました。

さらに、アメリカが新たな制裁を科し、インドなどの友好国にロシア産エネルギーの購入を控えるよう求めていると批判し、「米ロの経済関係に明るい未来は見えない」と述べました。

一方、ロシア大統領府は、2025年8月の首脳会談での合意こそが和平への突破口になると主張していますが、ラブロフ外相は別のインタビューで、「和平への道のりは非常に長い」と述べ、戦闘終結には悲観的な見方を示しています。

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