インドネシアの人気リゾート地、バリ島のケドンガナンビーチが、海から流れ着いた大量のペットボトルやサンダルなどの海洋ゴミで埋め尽くされている。観光客からは落胆の声が上がり、地元の漁師も頭を悩ませている。この現象は雨期特有の季節風「モンスーン」の影響によるものだという。
ビーチを埋め尽す海洋ゴミに観光客落胆
地面をびっしりと埋め尽くすペットボトルなどの大量ゴミ。

これらのゴミが人気観光地の景観を台無しにし、地元の人の生活にも影響を及ぼす事態となっている。
日本のはるか南西に位置する、インドネシアの世界的ビーチリゾート「バリ島」は、日本からも多くの観光客が訪れる人気スポットだ。

しかし、10日に撮影された映像では、きれいな砂浜が広がり漁業も盛んな「ケドンガナンビーチ」が、ゴミで埋め尽くされてしまっている。
海から流れ着き、浜に打ち上げられた“海洋ゴミ”。
サンダルや食品のパッケージなど、多くのプラスチックゴミが漂着していた。
ビーチを覆い尽くすまさかの光景に、観光客は肩を落とす。
観光客:
とても残念です。潮の流れでゴミが運ばれてきているんだと思いますが、そのせいで観光が打撃を受けています。観光にとって良いことはまったくありません。
ボランティアはゴミ問題にリサイクルで挑む
地元の漁師も頭を悩ませていた。

地元の漁師:
漁師として仕事をしたいときに、本当に邪魔です。海に出る前に、まずゴミを片づけなければならない。海が汚れているせいで、漁師の収入にも少し影響が出ています。
「バリ島」では昨今、こうした海洋ゴミの漂着がこの時期に問題化している。

これを受け、ボランティアがゴミ拾いをしたり、拾ったゴミを加工してさまざまなものを作ったりと、リサイクルにも力を入れている。
海洋ゴミは、なぜこの時期に大量漂着するのか。

現在、雨期にある「バリ島」では「モンスーン」と呼ばれる季節風の影響で、大量の海洋ゴミが流され、沿岸部に押し寄せてくるという。
地元当局は定期的に清掃チームを派遣するなどしているものの、ゴミの漂着は続いていて、対応に追われているという。
(「イット!」3月13日放送より)
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