ウーシャ・バンス米副大統領夫人(左)=AP

【ワシントン=時事】ウーシャ・バンス米副大統領夫人が30日、子供向けのポッドキャスト番組を新たに始めた。米政界ではポッドキャストが発信手段として一定の影響力を持っており、2028年次期大統領選の有力候補とされるバンス副大統領の出馬をにらんだ動きという見方がある。

夫人は自身のX(旧ツイッター)で、「私と特別ゲストがすてきな本を朗読し、読書の魅力を語ります」と投稿。初回は「ピーターラビット」の絵本を取り上げた。番組は子供の識字率向上を目的に掲げ政治的主張は打ち出していないが、副大統領の好感度向上を狙っている可能性がある。

ポッドキャストは、選挙で大きな役割を果たしている。トランプ大統領の熱狂的支持層「MAGA(マガ)」派は支持者の結束を図る手段としてポッドキャストを活用。急進左派のマムダニ・ニューヨーク市長は昨年11月の選挙までほぼ無名に近かったが、多数のポッドキャスト番組に出演し支持を拡大した。

一方、28日に開かれた保守系集会「保守政治行動会議(CPAC)」で、次期大統領選の共和党候補にふさわしい人物を問う模擬投票が行われ、バンス氏は53%の支持を得て首位となった。党内で存在感を高めているものの、2位のルビオ国務長官が昨年の3%から35%に大幅に伸ばしており、2人の動向が注目を集めている。

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