北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、キム・ジョンウン総書記が31日に軍需工場を訪れ、新たに作られたミサイルの生産ラインを視察したと9月1日に伝えました。

キム総書記は、ミサイルの生産能力が飛躍的に伸びているとして、部隊への配備を進めるめどが立ったと強調しました。

そのうえで、開催を予告している朝鮮労働党の党大会で示される今後のミサイルの生産目標について、達成に向けて準備を進めるよう指示しました。

キム総書記は、3日に中国で開かれる軍事パレードなどの行事に出席し、滞在中にロシアのプーチン大統領とも会談するとみられ、追加の軍事支援をめぐって協議する可能性もあります。

また、今回、視察した工場の場所は明らかにされていませんが、韓国メディアは、北朝鮮北部のチャガン(慈江)道の可能性が高いとして、キム総書記が、地方での視察を続けながら中国に向かっているとの見方を伝えています。

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