米ロ首脳会談を前に 米アラスカ州でウクライナに連帯示す集会

中心部の大通り沿いに集まった人たちは、ウクライナの国旗や「ウクライナに栄光あれ」と書かれたプラカードなどを掲げ、通りかかった車が警笛を鳴らして賛同の意を示していました。

また、幅およそ10メートルのウクライナの国旗には「アラスカはウクライナとともにある」と書かれていて、国旗をつくった70歳の女性は「あまりに不確かなことが多すぎます。いまは首脳会談を開くべき時ではなく、ふさわしい場所でもありません。トランプ大統領は、約束どおりこの戦争を終わらせたいのでしょうが、理にかなわない戦闘終結は長期の平和につながりません」と話していました。

また「ゼレンスキー大統領がここにいるべきだ」というプラカードを掲げた別の70歳の女性は「ウクライナへの支援の意を示したいです。あすの会談はいわば政治的なショーで、よい結果にはならないと思います」と話していました。