アメリカのトランプ大統領が、ノーベル平和賞の受賞を望む考えをノルウェーの閣僚に直接伝えていたことが分かりました。
ノルウェーメディアによりますと、トランプ氏は7月、ノルウェーのストルテンベルグ財務相に電話してノーベル平和賞の話題に触れ、「世界平和に尽力してきた自分こそふさわしい」と伝えました。
平和賞はノルウェー議会が任命した5人の委員が選考しますが、専門家は「政府への圧力になりかねない」と懸念しています。
トランプ氏はこれまで、5月のインドとパキスタン、7月のタイとカンボジアの停戦仲介などを成果として繰り返し強調しています。
ホワイトハウスもSNSで各国首脳の名前を列挙し「世界はトランプ氏の受賞を求めている」とアピールしています。
今年のノーベル平和賞は10月10日にノルウェーのオスロで発表される予定です。
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