インドのモディ首相は、インドの独立記念日にあたる15日、首都ニューデリーの式典で演説しました。

この中でモディ首相は、アメリカがインドからの輸入品に25%の関税を課したとしているのに加え、ロシアからの石油などの購入を理由に追加関税も課す方針を示していることを念頭に、「われわれは農家や漁師の保護を最も重視している。彼らが損害を被る措置に対しては、壁のように立ちはだかるだろう」と強調しアメリカの関税措置に対抗する姿勢を鮮明にしました。

また領有権を争うカシミール地方でことし5月に起きたパキスタンとの軍事行動について「われわれの軍は敵の領土の数百キロの地点まで攻撃し、テロリストの拠点を粉々に破壊した」とインド側の勝利を主張したうえで「今後、不測の事態が起きた場合、どのような処罰を下すかを決定する」と述べてパキスタンをけん制しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。