アメリカのトランプ大統領は先ほどイスラエルによるカタールでのイスラム組織ハマスの幹部を標的にした攻撃について、「人質を解放したいがきょうのやり方には全く満足していない」と不満をあらわにしました。
トランプ大統領:
言っておくが、我々は人質の解放を望んでいる。だがきょうのやり方には全く満足していない。
トランプ大統領は記者団に対し、イスラエルの攻撃に「満足していない。非常に不満だ」と繰り返し訴えました。
これに先立ちトランプ氏は自身のSNSで今回の攻撃について「ネタニヤフ首相による決定で、私の決定ではない」と説明するとともに停戦協議を仲介してきたカタールへの一方的な攻撃は「イスラエルやアメリカの目標達成にはつながらない」と非難しました。
攻撃はアメリカ軍が事前に把握し、トランプ氏がカタール側に警告するよう指示したとしていますが「残念ながら阻止するには遅すぎた」とも釈明していて、停戦交渉は停滞を招く可能性があります。
(フジテレビ国際取材部)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。