【テヘラン共同】イランのエスラミ副大統領兼原子力庁長官は、イスラエルによる再攻撃の懸念が残る現状を「戦時下と似ている」とし、核査察の完全再開には「特別な予防措置を取らなければならない」と述べた。「措置」の内容は不明だが、国際原子力機関(IAEA)からイスラエル側への査察内容の漏えいを防ぐ手だてなどを指しているとみられる。16日までに共同通信の書面インタビューに応じた。  イランとIAEAは9日、米イスラエルの攻撃を受けたイラン核施設への査察再開に向け基本合意している。  エスラミ氏は、IAEAとの間で査察の新たな仕組みをつくるため、協議を始めると表明した。イランが査察再開を見据え、既に核施設の調査を始めたとも強調。ただIAEAによる核施設や核物質に関する情報漏えいを危惧し、信頼の再構築が課題だと訴えた。  IAEAが査察再開と共に求めている濃縮ウランの情報開示については、イスラエルの核施設攻撃で全容把握が困難となっているとした。  一方で、IAEAが欧米諸国の政治的圧力にさらされていると指摘した。

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