今月12日の記録的な大雨で274台の車が水につかる被害を受けた四日市市中心部の地下駐車場では2か所の車の出入り口にある、浸水を防ぐための防潮板が大雨の前から故障し、作動できない状態になっていたことが複数の関係者への取材でわかっています。
これについて国土交通省と地下駐車場を管理する2つの会社は19日、設置されていた3か所のうち2か所の防潮板が故障し、1か所は急激な浸水により、操作が間に合わなかったことが確認されたと発表しました。
また、駐車場には歩行者用の出入り口も7か所ありますが、急激な浸水でスタッフによる止水板の設置が間に合わなかったということです。
今回の被害を受けて、国土交通省は有識者委員会を設置し、雨水の流入を防ぐ対策や、今後の大雨時の対応手順などを検討するとしています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。