新しい飼い主が保護犬に第二の人生を与える(写真はイメージです) Brian Kelly-Unsplash

<タイのジャングルで悲惨な状況で保護された犬が、新しい飼い主の下で驚きの回復を見せた>

タイのプーケットで暮らす保護犬が、骨と皮だけの状態から目を見張るような変貌を遂げ、注目を集めている。

【動画】抱いたら折れそう...保護犬の劇的なビフォーアフター

飼い主のベスさんがTikTok(@senathesoidog)に投稿した動画は、シニア犬の保護犬セナが、ジャングルでかろうじて生きていた状態から、永遠の住まいを得て幸せに暮らすようになるまでの信じられないような道のりだ。

セナの救出劇は昨年12月、タイのカオソック国立公園のジャングルの奥地で始まった。ベスさんの知人が、よろめきながら道路に飛び出してきたセナを見つけた。セナが深刻な状態であることにすぐにわかった。

いくつかの動物病院に受け入れを拒否されたが、3つ目の病院がようやく受け入れてくれた。

動物病院で2晩過ごした後、ベスさんとパートナーのゴンサロさんは、セナを回復させるため自宅に連れて帰った。

「セナを引き取ったとき、私たちは泣きそうだった。骨と皮の状態で、あんな犬は見たことがなかった。抱きかかえたら折れてしまうのではないかと私のパートナーが恐れたほどだ」とベスさんは本誌に語った。

「獣医がノミ対策のために残っていたわずかな毛を剃ったため、見るに耐えない姿だった」

しかし、セナはこの8か月間でどんどん回復し、今では見違えるような姿になった。

家に連れてきてから最初の数日は、セナは痛みで鳴き声を上げ、ベスさんたちも涙を流した。セナを生かしておくことは残酷なことではないかと疑問に思うことさえあった。しかし、愛情を注いで世話をしたことで、セナは食欲を取り戻し、ゆっくりと力をつけていった。

「セナが最終的にどんな姿になるか、全く分からなかったが、今では美しく、毛もふわふわだ」とベスさんは言う。

この動画は瞬く間に拡散され、これまでに99万3000回以上再生され、「いいね」は12万8000件集まった。

あるユーザーは、「今の彼女の姿が信じられないかもしれないが、私は当時の彼女の姿が信じられない」とコメントした。

「どうやってあんな姿で、信じられないほどの空腹を感じながら生き続けることができたのだろう。犬は本当にすごい」という意見もある。

別のユーザーは「見るのがとても辛かった。この子と、この子の世話をしたあなたたちがどれだけ大変だったか、想像することしかできない」と書いた。


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