
京浜急行電鉄と神奈川県横須賀市などはヘリコプターを活用した観光事業「横須賀・三浦半島連携プロジェクト」を始めると発表した。空から歴史的スポットや絶景を楽しめる観光コンテンツを拡充し、富裕層や訪日外国人(インバウンド)の利用を見込む。
第1弾として10月25〜26日にユニマットプレシャス(東京・港)が所有する浦賀ヘリポートを発着する遊覧飛行を実施する。3つのコースを1日に計20回程度フライトする予定で、1機に3人まで搭乗できる。
観音崎灯台などをめぐる約10分のフライトは料金が1機あたり4万4000円、三浦半島の港町や城ケ島をめぐるコースは約15分で6万6000円、鎌倉や江ノ島を周遊するコースは約30分で13万2000円。

ヘリの運航はAirX(東京・新宿)が手がけ、9月26日午後2時から同社サイトで予約を受け付ける。年に4回ほど定期開催する計画。上地克明市長は「空から俯瞰することで横須賀の魅力を再発見するきっかけになる」と強調した。
京急の川俣幸宏社長は「将来は羽田空港から横須賀方面への空のアクセスも追求したい」と話した。

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