北海道網走市で28日、オホーツク網走マラソンが開催された。大勢のランナーが、14ヘクタールに広がる約260万本の満開のヒマワリに迎えられ、ゴールを駆け抜けた。

 この大会は、マラソンのポータルサイト「RUNNET」利用者が評価した大会ランキングで、フルマラソン部門において2022年から3年連続で全国1位の超人気のレースだ。

 オホーツクの大自然の魅力と、コース上にあるエイド(給水所)で出される食を中心としたおもてなしが、ランナーの心をとらえて離さないのだ。

 今回は初めて全47都道府県から参加申し込みがあり、その数は3140人に。北海道外比率が47・3%に達し、網走周辺エリアにも及ぶ宿泊や、空路を利用した移動など、経済効果も大きくなっている。

 フルマラソンには2532人が出走。午前8時45分に網走刑務所前をスタートし、秋晴れのもと、オホーツク海の絶景に臨む能取岬を回り、おもてなし料理をほおばりながらゴールをめざした。

 制限6時間30分で2366人が完走。完走率は93・44%だった。

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