農林水産省は、東京都中央卸売市場に出荷される主な野菜15品目について、10月の卸売価格の見通しを公表しました。
このうち、トマトとたまねぎは1か月を通じて過去5年の平均より3割以上、高い見通しとなっています。
いずれも夏場の高温により、主な産地の出荷量が減少していることが要因です。
トマトは、実が育たなかったり割れたりする被害が出ているほか、たまねぎは小ぶりなものが多く、春先まで供給を続けられるよう出荷量を調整しているため、高値につながっているということです。
このほか
▽だいこん
▽はくさい
▽きゅうり
▽ピーマン
▽じゃがいも
▽さといもも高温などの影響で1か月を通じて1割から3割ほど高くなる見通しだとしています。
また、10月の前半は
ほうれんそうとねぎも1割から3割ほど高くなると見込まれ、幅広い品目で猛暑の影響が続いています。
一方、生育が回復したことなどから
▽にんじん
▽キャベツ
▽レタス
▽なすは平年並みの価格となるほか、ブロッコリーは10月の前半は平年並み、後半は平年より1割以上安くなる見通しです。
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