
東京臨海高速鉄道は1日、約29年ぶりの新型車両「71―000形」の営業運転を始め、りんかい線の東京テレポート駅(東京都江東区)で出発式が行われた。
1996年の一部開業時から走る「70―000形」を置き換えるため導入した。前面には「優しいほほえみ」をイメージした青や白のカラーリングがされている。現行車両より車体の幅を15センチ、1人あたりの座席幅を1センチ広げることで、利用者の快適性を高めることを目指した。
午後4時過ぎ、列車がホームに入ると、集まった人から歓声があがった。同社の飯島康之管理駅長が右手を高く上げると、初列車は警笛を鳴らし、ゆっくりと出発。報道陣や集まった人たちから一斉にシャッターが切られた。
2027年度上半期にかけて計8編成80両が導入される予定だ。【渡部直樹】
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