犬は「喜び」「悲しみ」など基本的な感情を持つ(写真はイメージです) Cloé fontaine-Unsplash

<彼氏の犬を叱った女性が、申し訳なさそうにする犬の動画を投稿したところ、ユーザーたちから猛省を促される事態となっている>

飼い主の彼女から「うるさい」と叱られたゴールデンレトリバーのリアクションが、SNSで話題となっている。

【動画】壁に向かって微動だにせず...叱られたゴールデンレトリバーの哀愁漂う背中

TikTokユーザーの@inboxunknown15が投稿した動画には、飼い主の恋人に叱られ、悲しげに、そして恥じ入るように、うつむいて壁に向かって座る1匹の犬が映っている。

投稿者は、「彼氏の犬に『うるさいからもうやめて』と言ったら、こうなってしまった」「どうしたらいい?」と書いている。

まるで自分を罰するかのように壁に向かう犬の姿は、反省しているように見える。しかし、専門家によると、それは事実ではない。

研究によれば、犬は悪いことをした後に罪悪感を抱いているように見えるが、人間と同じような意味での罪悪感は感じていない。目をそらしたり身をかがめたりする、犬の「申し訳なさそうな」態度は、飼い主の怒った声のトーンや身振り手振りに反応したものであり、自分が行った間違いを理解しているわけではないのだ。こうした態度は、後悔ではなく、恐怖とストレスのサインだ。

犬は、喜び、恐怖、不安、悲しみ、愛情といった、2歳児と同程度の基本的な感情を持つ。しかし、罪悪感、羞恥心、プライドといった複雑な感情を経験することはない。

このことが、犬が真の意味で罰を理解しない理由だ。犬を叱ると、そこから学ぶのではなく、むしろその行動を隠そうとするようになる。

この動画はSNSでバイラルになり、これまでに130万回以上再生された。

あるユーザーは、「謝るべきだ。冗談抜きで」とコメントした。

別のユーザーは、「これは受け入れがたい。この子には心からの謝罪と、スパでの週末、犬用カップケーキ、そしてマンツーマンでの触れ合いの時間が必要だ」と述べた。

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