16日の「世界食料デー」に合わせて、おにぎりの写真をSNSに投稿すると、その数に応じてアフリカ・アジアの子どもたちに給食を届けるキャンペーン「おにぎりアクション2025」が7日、始まった。2015年から毎年続く企画で、今年は初めて日本国内の子どもにも支援を広げる。

)またはSNSでハッシュタグ「#OnigiriAction」を付けて投稿すると、1投稿につき給食5食分にあたる100円を協賛企業が寄付。東アフリカと東南アジア計5カ国の子どもに給食を届ける。

 NPO法人「TABLE FOR TWO International」(TFT)の企画で、過去10回で約214万の投稿があり、累計約1163万食を提供した。今年は7日から11月15日まで。

 その後、11月18日から30日までは同じ仕組みで支援対象を国内にした「おにぎりアクション FOR JAPAN」を行う。5万投稿が集まれば100万円の寄付となり、一般財団法人「明日へのチカラ」が運営する「ドコデモこども食堂」を通じ、333世帯に3千円分の食事チケットを届ける。チケットは協力する飲食店で使うことができる。

 TFTによると、以前から日本の子どもも支援したいという声が寄せられていたといい、担当者は「日本の子どもたちの約9人に1人は相対的貧困という状況にあり、初挑戦することにした」と話す。

写真・図版
制作したおにぎりのねぶたと共にポーズをとる都立工芸高校定時制「ねぶた造形研究部」の部員たち=2025年10月7日午前10時40分、東京都品川区、大村美香撮影

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