好奇心いっぱいの猫が発見したのは…(写真はイメージです) Amir Esfahanian-Unsplash

<3匹の猫がある日突然、姿を消した。必死になって探した飼い主は、地下室の壁を抜ける秘密の扉を発見。中を見回すとあまりの不気味さに凍り付いた>

家の下に隠された謎の空間は、猫のレオ、ナラ、サリーの3匹が偶然見つけた。コロラド州のこの賃貸住宅に2年ほど前から住んでいた飼い主のマディソンさんは、それまで隠し部屋の存在にまったく気付いていなかった。

【動画】ゾッとした...猫が見つけた謎の隠し部屋、中はさらに不気味だった

「うちの3匹の猫は、ある日偶然これを発見して何時間か探検していたらしい」。現在はテキサス州フォートワースに住むマディソンさんは本誌にそう語った。「猫たちが見つからなかったので、誰かがドアか窓を開け放していたのかもしれないと思った」

そこへ猫のミャーオという鳴き声が聞こえ、マディソンさんとルームメイトは、そうでなければ気付かなかったかもしれない秘密の空間を発見した。「地下室の物置の裏の壁が扉のように開いて、家の下の大きな部屋につながっていた。2年近くここに住んでいたのに、今まで気付かなかった!」とマディソンさんは言う。

自分の家にもう1つ部屋があったといえば夢のように思えるかもしれない。しかしマディソンさんは「ゾッとした」と打ち明ける。「それ以上に不気味だったのは、部屋の中にあったのが3つの物だけだったこと。釣り糸で縫い合わせてフリーザーバッグに入れた聖書と、土と石がぎっしり詰まった密封容器、そして半分だけ現像された古いフィルム」

この空間を見回してマディソンさんは、ここがいつ、どんな目的で使われていたのか考え始めた。「誰かがかつて、ここにいたようだった」

この家が1970年代の物件だとは知っていたが、それ以上のことを知るのはほぼ不可能だった。「貸主は賃貸物件をたくさん扱っている大手なので、きっと何も知らないだろうと思った」

実際のところ、部屋を見れば見るほど、それ以上かかわりたくないという気持ちが強くなった。「もうすっかり怖くなってしまって、あそこへは降りて行かないことにした。ただ少なくとも猫たちは探検をめっちゃ楽しんだと思う」

マディソンさんとルームメイトはその数カ月後に転居して、あの部屋のことはほとんど忘れていたが、最近になって思い出し、3匹の猫のために開設したTikTokアカウント(@nala_leo_suli)で共有することにした。

「猫たちの昔の動画を全部見返していたらあの動画が出てきて、面白いと思ったので投稿した」とマディソンさん。動画には、家の中のペットにいつも気を配ることを忘れないでほしいという思いも込めた。「猫はものすごく好奇心が強い動物なので、何を見つけてくるか分からない!」

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