米ハワイ州のホノルルで完全自動運転の鉄道システム「スカイライン」の運行を手がける日立製作所は、16日からホノルル国際空港やパールハーバー海軍基地などを結ぶ区間が開通すると発表した。島内の渋滞解消や観光客の利便性向上が期待できるという。

 日立によると、スカイラインは全長約30キロで、高架橋上を走る。今回の延伸は第2期区間(約8キロ)にあたる。2023年に郊外地区を結ぶ第1期区間(約18キロ)で運行を始めた。今後、第3期区間の工事を進め、31年に全線開通してホノルルの中心部までつながる予定。

 日立は車両の製造ほか、運行管理も担う。車両にはサーフボードや自転車を置くためのスペースもある。

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