東武鉄道は17日、伊勢崎線の運転士が喫煙しながら電車を運転していたと発表した。約3年前から常習的に喫煙していたといい、同社は厳正に処分する方針という。

 同社によると、9月23日午後8時過ぎ、乗客約700人を乗せて小菅(東京都足立区)―谷塚(埼玉県草加市)駅間を走行中の中央林間発北越谷行き準急電車(10両編成)で、男性運転士(54)が電子たばこを吸いながら運転していた。10月に乗客からの申告で発覚。調査に対し、運転士は2022年10月から、月数回ほど運転中に喫煙していたことを認めたという。

 東武鉄道では、9月28日にも伊勢崎線で別の男性運転士(58)が走行中に喫煙していたことが判明したばかり。同社は「全乗務員の聞き取り調査では、ほかに喫煙の事実は確認されなかった。再発防止を徹底する」としている。

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