赤城ビジターセンターの開業遅れについて説明する山本一太知事(16日、群馬県庁)

群馬県は16日、県立赤城公園(前橋市)に整備する「赤城ビジターセンター」の開業が2026年秋以降に遅れると明らかにした。当初は26年春の開業を目指していたが冬季の施工が計画通りに進まないことが明らかとなり、延期した。

県によると屋根の施工に使う接着剤がセ氏5度以下では硬化不良を起こしてしまい、冬季の施工が制限されることなどが理由という。

赤城ビジターセンターの完成予想図=群馬県提供

同施設は延べ床面積約1300平方メートルで事業費は16億9000万円。カフェやショップが入る予定で赤城山周辺の観光拠点として整備してきた。6月には施設名を当初の赤城ランドステーションから赤城ビジターセンターに変更していた。

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