GHQが「ヘボン式」 内閣告示で「訓令式」 2つが混在
注目
ローマ字のつづり方 どう変わる?
「anpan」「tokyo」これまで通りのつづりも
今回の答申によって「ヘボン式」が基本とされる中、今後、ローマ字のつづり方はどう変わるのか。例えば▽「し」は「si」ではなく「shi」▽「ふ」は「hu」ではなく「fu」▽「しゃ」は「sya」ではなく「sha」となります。
また、伸ばす音のつづり方は、ローマ字の上に長音符号を使ったり、母音の文字を並べて表記します。長音符号は、山型のサーカムフレックスではなく、横棒の符号のマクロンに統一されます。
一方、これまで通り「訓令式」のままのつづりが適当とされたものもあります。例えば“ん”については、これまでどおり「n」を使うのが適当とされ、「あんぱん」はヘボン式だと「ampan」とされることもありますが、十分に定着していないとして「訓令式」の「anpan」とすることになりました。また「tokyo」や「judo」など国際的に定着しているものはただちに変更を求めるものではないとしています。
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