温かいベッドを知らずに育つ犬もいる(写真はイメージです) Julie Marsh-Unsplash

<長年飼い主に尽くした結果、木に繋がれて捨てられた老犬が、人々の心を揺さぶっている>

動物保護施設のボランティアが、飼い主に木に繋がれて置き去りにされたシニア犬の映像を公開した。

【動画】「8年の忠誠」の末に捨てられたシニア犬、「誰か救ってあげて」の声相次ぐ

米ジョージア州のコブ郡動物保護施設でボランティアをしているブルーナさんは、TikTok(@Sharing.lov3)にベルサという犬の動画を投稿した。動画には、犬の年齢である「8年にわたる忠誠」の末に、置き去りにされたと書かれている。

「彼女は木に繋がれているところを発見された」とブルーナさんは本誌に語った。「その体の様子から、多くの仔犬を産んできたことが見て取れる」

ブルーナさんが初めて対面したとき、ベルサはベッドから動こうとしなかったという。その瞬間、彼女は胸が締め付けられるようなことに気がついた。「ベルサは温かくて柔らかい快適なベッドに寝たことがなかったのかもしれない。だから保護施設のベッドがとても好きなのだ」

ベルサは安らぎを見つけたことを喜んでいるようだが、ベルーナさんたちにとって最大の目標は、ベルサにふさわしい幸せな未来を確保することだ。

子犬と比べ、シニア犬が里親を見つけるのは困難だが、ベルーナさんがTikTokに投稿したベルサの動画は、すでに大きな反響を呼んでいる。

「なんてかわいいい子なの。誰か彼女を救って、残りの人生を甘やかしてあげて」とあるユーザーは書き込んだ。

「これはひどく間違っているし、悲しいことだ」「私をジョージアまで行かせないで。みんな、この子を引き取りに行ってあげて」といったコメントが寄せられている。

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