鈴木憲和農相は就任記者会見で、米価高騰を理由に政府備蓄米を放出する考えはないとの認識を示しました。小泉進次郎氏が農相を務めた前政権とは異なる見解です。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「政府備蓄米の放出と米価の考え方」について解説します。
Q 政府備蓄米の放出方針が変わったの?
A 鈴木憲和農相は、米価が高騰してもその理由だけで備蓄米を出すことはしないと考えています。
Q 石破茂前首相の時はどうだったの?
A 石破前首相は、コメの平均価格に注目し、入札から随意契約に変えて安い価格で備蓄米を市場に出しました。
Q 鈴木農相はなんて言っているの。
A 鈴木氏は「農林水産省が価格にコミットすることは、政府の立場もあってすべきではない。価格はマーケットの中で決まるべきもの」と話しました。
Q 小泉進次郎前農相はなんて言っていたの?
A 小泉氏は「5キロ2000円程度」と発言し、随意契約で備蓄米を放出しました。今後については「足りない時はしっかりと出す、量が足りている時は出さない。これが基本だ」と話していました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。