読書をしない小中高生が半数に上り、約10年で1.5倍に増えていることが、ベネッセ教育総合研究所と東京大が実施した調査で明らかになりました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「読書をしない小中高生」を解説します。
Q 読書しない子が増えているって聞いたよ。どれくらい増えたの?
A 2015年の調査では「読書をしない(0分)」と答えた小中高生は34.3%でしたが、24年には52.7%と約半数に増え、1.5倍になりました。
Q どの学年で読書しない子が多いの?
A 高校生です。24年の調査では、小学1~3年生で33.6%、小学4~6年生で47.7%、中学生で59.8%、高校生で69.8%が読書をしないと答えています。
Q 読書時間はどれくらい減ったのかな。
A 小学4~6年生は2015年から6.3分減って15.6分、中学生は5.9分減って14.1分、高校生は4.9分減って10.1分になりました。
Q スマートフォンの使用時間はどうなっているの?
A スマホの使用時間は大幅に増えており、小学4~6年生で22.4分増えて33.4分、中学生で51.9分増えて95.7分、高校生で42.5分増えて138.3分になっています。
Q スマホをたくさん使うと読書時間も減るの?
A 小4~6年生と中学生では、スマホを使う時間が長いほど読書時間が短い傾向が調査で分かりました。
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