フランス語の旅行誌「プチ・フテ」東北版を掲げる宮城県の村井知事(5日、仙台市)

宮城県は5日、東北6県と新潟県の観光地や食・精神文化を紹介するフランス語の旅行ガイドブック「プチ・フテ」東北版が発売されたと発表した。200ページほどの手のひらサイズで、10月29日にフランスで販売した。東北の知名度向上と特に欧州からのインバウンド(訪日外国人)訪問を促す。

編さんには東北観光推進機構(仙台市)や7県、仙台市などが連携して協力したという。宮城県の村井嘉浩知事は記者会見で、欧州から東北を訪ねるインバウンドは「ほぼゼロに近い」と話した。欧州からの旅行者は宿泊期間が長く、観光消費額が大きい傾向があるため、東北の魅力を現地の旅行会社を通して発信していく考えを示した。

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