仙台育英高(仙台市)男子サッカー部で3年生の部員が複数の部員から不適切な言動を受ける被害があったとして、学校がいじめ防止対策推進法に基づく「いじめ重大事態」として調査していることが5日、分かった。学校は詳しい被害の内容は明らかにしていないが、「学校としての責任を深く自覚し、信頼回復に努める」とのコメントを発表した。

 同男子サッカー部は今月2日、2年ぶり38回目の全国高校選手権への出場を決めていた。出場について学校は「調査の進捗、内容を見て今後検討する」としている。

 被害を訴えた部員は1年の時から心を傷つけられるような言動を受け、学校に被害を伝えた。学校は今年10月に調査を始めた。(共同)

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