秋の「京都非公開文化財特別公開」(京都古文化保存協会主催、朝日新聞社特別協力)で15日、世界遺産・醍醐寺(京都市伏見区)の五重塔(国宝)の公開が始まる。30日まで。

 醍醐寺は真言宗醍醐派の総本山。平安時代の951年に完成した五重塔(高さ約38メートル)は、京都府内に残る最古の木造建築だ。

 今回は、真言密教の両界曼荼羅(まんだら)の世界に包まれた初重(しょじゅう)(一層目)の内部に入ることができる。仏の世界が極彩色で描かれ、真言宗の宗祖・弘法大師空海の肖像画などもある。

 大人千円(別途拝観料600円が必要)など。問い合わせは京都古文化保存協会(075・451・3313)。

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