小田急電鉄は17日、2029年3月にデビュー予定の新型ロマンスカー「80000形」の外観イメージや車両形式を発表した。多摩川や芦ノ湖など沿線の「水」をテーマとし、「きらめき走れ、ロマンスカー」を開発コンセプトに掲げている。
80000形は23年に引退した白い車体の「VSE(50000形)」の後継車両。24年に設計が始まった。
7両編成で、両先頭車にはロマンスカーの代名詞である展望席を設置。上部の運転席と一緒に「しずく」のような大型曲面ガラスで覆う。車体カラーは水の清らかさを感じさせる「淡い水色」を基調とし、1957年に走り始めた「SE(3000形)」以来の伝統色「バーミリオンオレンジ」を車両連結部にあしらう。
80000形は2018年デビューの「GSE(70000形)」以来の新型車となる。
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