愛嬌(あいきょう)たっぷりの表情を見せるライオンの雄の赤ちゃん=山口県美祢市美東町赤の秋吉台サファリランドで、2025年11月18日午後3時48分、杉山恵一撮影

 山口県美祢市の自然動物公園「秋吉台サファリランド」で6年ぶりにライオンの雄の赤ちゃんが生まれた。10月31日から園内の展示スペース内をよちよちと動いて愛嬌(あいきょう)いっぱいの姿を振りまいている。

 園によると、赤ちゃんは10月16日に生まれた。生まれた時は体長20センチ、体重1・7キロ。ライオン特有の斑点の色が濃い雄でミルク(1回110ミリリットル)は1日4回飲み食欲も旺盛という。

 現在、体長40センチ、体重3・5キロにまで育ち、人が来ると興味を示して「アオ」「ガオ」と鳴いて展示スペース内を回る。園では6月にも雌のライオンのノアが誕生しており、異母姉弟になる。

 担当者は「将来は園内のライオン一族を率いるリーダーに」と期待する。歯が生えそろうまで展示スペースで公開するという。【杉山恵一】

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