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<本の要約サービスflierが新刊の中から話題の本をピックアップし、それぞれのおすすめポイントを「本の作り手」が紹介>
毎月びっくりするほどの数の新刊が発売されていて、「どの本を選んだらいいかわからない......」と感じたことはありませんか? 「もうひと推しあったら買うかも」と思うような、本屋さんでよく見かける本もあるはず。1日1要約を提供しているフライヤーでも、残念ながらすべての新刊を紹介しきれません......。そこで、そんなラインナップのなかから、書店やネットなどで話題となっている本をピックアップして、「推しポイント」をまとめてみました! きっと「あなた好みの1冊」が見つかるはずです。
※この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載(こちらとこちらとこちらから)です。
健康になるのに意思力、努力は要らない。必要なのは......
『トップアスリートが実践している世界最強の健康マネジメント』
著者:杉田正明
出版社:アチーブメント出版
トップアスリートの体調管理法は、私たちの日常にも活かせる知恵の宝庫です。本書では、メディアやSNSであまたある健康情報のなかから正しい情報を見極める方法、食事・睡眠・入浴・季節ごとの体調ケアまで、科学的根拠に基づく方法を紹介。
なぜ10分程度の昼寝がパフォーマンスを左右するのか? 疲労回復に最適なお風呂の温度は? 猛暑に負けない対策は? 読み進めるうちに、自分の生活を見直し、今日から始めたくなるヒントに出会える一冊です。
(アチーブメント出版 編集 加藤有香)
収益力も社会性も最大化させる現代の成功モデル!
『私たちは地域の社会課題をビジネスで解決したい
700の自治体と創る「環福連携モデル」』
著者:黒田武志
出版社:アスコム
使わなくなったスマホやタブレット、パソコン......処分が面倒で、つい家に溜めていませんか? 実はそれらの中には「都市鉱山」といわれる金や銀などの貴重な資源が眠っていて、きちんと回収・リサイクルすることが社会課題のひとつです。
そんな「都市鉱山」を無料の宅配回収で掘り起こし、社会に還元しているのが著者の会社。しかも700以上の自治体と協定を結び、公共サービスの一環として全国にネットワークを広げています。
この “社会課題ファースト” のサービスを、どうやって収益力のあるビジネスに育てたのか。創業から上場、数々の危機と逆転の工夫まで著者の経験を詰め込んだ本書は、持続可能性を強く求められる現代の成功モデルとして、ぜひ参考にしてもらいたい1冊です。
(株式会社アスコム メディア開発部 編集担当者)
真の成功者たちに共通する40のルール
『成功する人は、なぜリッツ・カールトンで打ち合わせするのか?
~あなたを超一流にする40の絶対ルール~』
著者:水野俊哉
出版社:サンライズパブリッシング
あなたはこれを実践するか、しないか──。
「成功者は、筋トレする」
「成功者は、行列が嫌い」
「成功者は、お金は『空気』だ」
「成功者は、打ち合わせで水を飲む」
累計40万部超のベストセラー作家・水野俊哉が、これまで出会ってきた数多くの富裕層や成功者たちを徹底分析。 彼らに共通する思考法と行動パターンを「40の絶対ルール」として体系化しました。
巻末に令和の虎二代目主宰・林尚弘氏との特別対談を収録!
(サンライズパブリッシング 編集担当)
睡眠やストレッチの効果を底上げする! 回復力の高め方
『40代からの脱力トレーニング』
著者:中野崇
出版社:大和書房
慢性的な不調や体の痛み、寝ても取れない疲れ......。アラフォーを迎えて「40代の壁」を感じる毎日です。かといって、ケアする時間も運動する気力もない。そこで、労力をかけずに体調を整えたいと考えて企画したのが本書です。
現代人の不調や疲れは、「無意識の緊張」が主な原因だって知ってました? 本書で紹介する「脱力トレーニング」なら、体の芯にある強張りをほぐし、睡眠やストレッチの効果が底上げされ、疲れも取れやすくなります。実際に、私も体が軽くなりました。
阪神タイガース・才木浩人選手のトレーナー直伝!! トップアスリートのメソッドを応用した「回復力の高め方」、お試しあれ。
(大和書房 編集部 編集担当者)
成果を出す人ほど、年上とよく話す
『年上との話し方で人生は変わる』
著者:中島健寿
出版社:総合法令出版
どれだけ努力しても、どれだけ結果で証明しようとしても、越えられない壁があります。それが「信頼の壁」です。
「この人になら任せられる」「この人になら伝えたい」と思わせる信頼があるかどうかで、仕事の流れは大きく変わります。信頼が生まれると、情報も人もチャンスも自然と集まります。本書では、成果を出す人が見えないところで実践している年上との距離の取り方、言葉の選び方、態度の積み重ね方を具体的に紹介。
さらに、会話の組み立て方、聞き方、避けるべきNG行動までカバー。今日から実践できる内容を、年上との関係性にフォーカスして解説した新感覚のコミュニケーション本です。
(総合法令出版 編集担当者)
AI時代を勝ち抜く最強の武器「テレアポ」!
『3分だけ会う時間を僕にください
成果ゼロから月一千万円の利益を生み出したトップ営業マンのテレアポ術』
著者:吉村恭平
出版社:飛鳥新社
AI時代に営業は不要と言われますが、実はテレアポ力こそが「一生食べていける武器」になります。テレアポができれば、契約成立までができて売り上げを出せるからです。
著者は成果ゼロから月1000万円を売り上げるまでに成長。そのノウハウを、誰でも再現できる形でまとめてくれました。決裁権者につなげるトークポイント、アポ後の「詰め直し電話」、契約につなげる営業議事録......現場で即使えるテクニックが満載です。
成果ゼロから月1000万円を達成した著者直伝。誰でも成果を出せるテレアポの決定版!
(飛鳥新社 編集担当者)
売上高100億円は夢じゃない。超え方、教えます
『100億企業のつくり方
中堅企業にスケールアップするための6つの経営戦略』
著者:船井総合研究所
出版社:プレジデント社
多くの経営者がぶつかる「成長の壁」。日本の全企業のうち、年間売上高が100億円を超えている会社はわずか1%にすぎません。つまり、日本企業の99%はこの壁を越えられずにいます。人口減少による市場の縮小でこの壁はさらに高くなると予想されます。
本書は、中小企業やスタートアップ企業が成長の踊り場を乗り越えて、中堅企業へとスケールアップするための具体的な方法論を提示します。人や組織、お金のマネジメント、そしてビジネスの仕組みづくりまで、成功した経営者たちが実践してきたリアルな戦略を、難しい専門用語なしで解説。すべてのビジネスパーソン必読の書です。
(プレジデント社 書籍編集部 田所陽一)
「失敗してもいい仕事」の作りかた
『「仕事ができるマインドセット」をつくる 練習戦略』
著者:エドゥアルド・ブリセーニョ
翻訳:上原裕美子
出版社:飛鳥新社
「失敗から学べ」とはよく言われるものの、ミスしていい仕事ってなかなかないですよね? 結局は結果を出し続けるしかなく、疲弊していく......。
この悪循環から抜け出すために、「練習のための仕事(ラーニング・ゾーン)」と、「結果のための仕事(パフォーマンス・ゾーン)」をキチッと分け、「仕事の練習」という概念を提案するのが本書。
マインドセット理論の本家キャロル・ドゥエックのお墨付きの1冊です!
(飛鳥新社 出版部 矢島)
「片づけが苦手」な人ほど、読んで目からウロコ!
『がんばらない片づけ:「ムリなくキレイが続く」収納のヒント』
著者:下村志保美
出版社:三笠書房
「SNSや雑誌のまねをして部屋を片づけたのに、すぐリバウンドしてしまう」──そんな経験はありませんか?
......実はその原因、 “性格” ではなく、 “仕組みがあなたに合っていない” のかもしれません。
本書では、人の行動パターンを<ひらめきタイプ><ときめきタイプ><コツコツタイプ><マイペースタイプ>の4つに分類し、それぞれに合った片づけのコツを紹介。
診断チャートで自分の<タイプ>がわかり、無理せず続けられる仕組みが見つかります。
試した知人からは「やっと片づけに前向きになれた!」という声が続出。
何より、編集担当である私自身(片づけが大の苦手!)も救われた一冊です。
(三笠書房 編集本部 H.A)
これを読めばきっと書いてみたくなる!
『プロ作家・脚本家たちが使っている シナリオ・センター式
物語のつくり方』
著者:新井一樹
出版社:日本実業出版社
日本随一のシナリオライター養成スクールである「シナリオ・センター」。連続ドラマの約7割をシナリオ・センター出身の脚本家が執筆。直木賞作家やミリオンセラーの小説家、映画監督、プロデューサーも数多く輩出しています。
本書は、プロたちも学んだ表現技術を身つけるカリキュラムをベースにした「物語のつくり方」をまとめた一冊です。設定のつくり方から、登場人物、構成の立て方、シーンの描き方まで丁寧に解説。アイデアが浮かばない、最後まで書ききれない、何から書き始めたらいいかわからないという方でも、物語を書いてみたくなるメソッドが満載です!
(日本実業出版社 第一編集部 板谷美希)
地頭は後天的に良くすることができる!
『ビジネス地頭力の鍛え方』
著者:アップル
出版社:フォレスト出版
「頭の良し悪しは生まれつき決まっている」──そう思っていませんか? 確かに、IQ・学歴には多少は生まれつきによる差があるでしょう。
しかし、実社会で求められる頭の良さは「実践的な思考力」です。その思考力は、①高さ、②広さ、③深さ、④新しさ、⑤速さの5つの要素から成り立っており、それぞれを個別に鍛えることが可能です。つまり、頭の良さは後天的に鍛えることができるのです。
本書は、キャリア官僚、戦略コンサルタントを経て、現在は某スタートアップ企業の執行役員を務める著者が、MBAでは身につけられない「ビジネス地頭力」の鍛え方をあますところなく公開します!
(フォレスト出版編集部 貝瀬裕一)
仕事で英語を使っているあなたの悩み・疑問に答えます
『英語の仕事で壁にぶつかったら読む本』
著者:マヤ・バーダマン
出版社:アルク
ビジネスでのメールや会議など、何らかの形で英語を使う方は少なくないでしょう。そんな中、「英語の名前に “さん付け” は変?」といった小さな疑問から、「取引先の厳しい条件を英語でどう交渉すれば?」といった難題まで、誰もが壁にぶつかるものです。
さらに「自分の英語は実際どう思われているのだろう?」と気になることもあるでしょう。
本書は、仕事で英語を使い始めた初心者からリーダー層の方まで、日々、遭遇しがちな42のお悩みに対する解決策と、相手と状況に合わせた配慮ある英語表現が学べる一冊です。
「悩んでいるのは自分だけじゃない」と感じ、解決の糸口を見つけてもらえれば幸いです。
(アルク 書籍編集部 永井薫)
flier編集部
本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。
通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されており、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。
このほか、オンライン読書コミュニティ「flier book labo」の運営など、フライヤーはビジネスパーソンの学びを応援しています。

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